クマシネぶろぐ

クマシネとは神に捧げるお米のこと

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

菌ちゃん野菜を作ろう!その3

「菌ちゃん野菜」をつくろう!の3回目です。 kumashine369.hatenablog.com kumashine369.hatenablog.com 「菌ちゃん野菜」とは、吉田俊道さんの著書に記されている、有機栽培によってできた野菜のことです。 図解でよくわかる 菌ちゃん農法(微生物の力だけ…

富森神社:古代の新地町に出雲族が製鉄を伝えた場所

今回私は福島県新地町の「富倉」という地に行きました。 maps.app.goo.gl なぜかというと、相馬市立図書館にある『口碑福田史』という本に、こんな記述を見つけたからです。 “富倉の神社を富森神社と言う。大昔雑木林の森林が栄へ木炭を製し、製鉄業盛んに行…

反戦と愛国心の間をぐるぐる回る

朝から赤十字について調べていました。 赤十字の歴史を調べると、戦時中に戦地への救護をしていた記述を発見します。 www.jrc.or.jp そうか。戦場だもの。怪我人が出るのだから看護する人も必要か。 この事実に私は初めて気づきました。 戦場とは男のものだ…

『首』考察:そして天下を取った北野武

北野武監督最新作「首」2023年秋に全国公開「成功したと思っています」 - お笑いナタリー 北野武監督の作品を一言であらわすと、「自殺」です。 彼が描く作品の主人公は、時代の大きな流れから一歩引き、その視点から自分の死に場所を探していきます。 ビー…

福島県相双地域は歴史や伝承が絶たれる場所

前回は、福島県浜通りは稲作の伝来により衰退していったと考察していきました。 kumashine369.hatenablog.com 私は福島県相馬市に生まれ育ちました。相馬地方は非常に歴史が長い地方と教わってきました。その理由は、相馬氏がこの地を治めて約700年という長…

福島県浜通りが衰退した原因は稲作伝来である

ここまで、古代の聖地になぜ発電所が設置されるのかについて考察してきました。 kumashine369.hatenablog.com kumashine369.hatenablog.com そう考察していると、ではなぜ古代の聖地だった福島県浜通りはその後、衰退していったのかと疑問に思いました。 kum…

地震で消されていく古代「海道」の記憶

ここまで、古代の聖地になぜか発電所が建設される謎を考察してきました。 kumashine369.hatenablog.com kumashine369.hatenablog.com kumashine369.hatenablog.com kumashine369.hatenablog.com そして前回は、古代の聖地はそもそも地盤が堅いからと推測しま…

なぜ古代の聖地に発電所がつくられるのか?そのヒントはアムウェイにあった!

前回まで、なぜか日本各地の古代の聖地に発電所がつくられていることを例として挙げていきました。 kumashine369.hatenablog.com kumashine369.hatenablog.com kumashine369.hatenablog.com kumashine369.hatenablog.com 今回は、それはなぜなのか考えていき…

玉鉾神社と武豊火力発電所

前回私は福島県新地町にある子眉嶺神社と新地火力発電所の関係から、古代の聖地に発電所がつくられているのではないかと考察しました。 kumashine369.hatenablog.com そう考察しているときに、愛知県の武豊町である事故が起きました。 それは、武豊火力発電…

子眉嶺神社と新地発電所の関係(古代の聖地が失われていく)

前回は、福島県新地町にある東北最古の馬神信仰の聖地「子眉嶺(こびみね)神社」に行ってきました。 kumashine369.hatenablog.com 子眉嶺神社に伝わる「姫君と名馬」の伝説を読んで、気になったことがあります。 kumashine369.hatenablog.com それは、「姫君…

子眉嶺神社:東北最古の馬神様「相善神」の聖地

ここまで、蝦夷討伐を行なう朝廷軍と馬神信仰の関係について考察してきました。 kumashine369.hatenablog.com 大陸から渡来してきた騎馬民族である「吉弥侯部(きみこべ)氏」は、自分たちの神である「馬神」を進軍と一緒に東北各地へ祀っていきました。 その…

【考察のまとめ】相馬氏が相馬地方を治めた本当の理由は子眉嶺神社にあり

ここまで、相馬地方から東北へ広がった馬神「駒形神」について考察してきました。 今回はそのまとめになります。 福島県相馬市に生まれ育った私は、相馬地方で行われる「馬神信仰」は、相馬氏が初めて持ってきたものだと思っていました。 しかしそれは違いま…

伊達政宗が駒ヶ嶺城へ奇襲をかけた本当の理由を考察する

ここまで、約1500年前に相馬地方に伝わった馬神「駒形神」が、蝦夷討伐と一緒に古代東北各地に普及した様子を考察していきました。 kumashine369.hatenablog.com そして、東北地方に一番最初に創建された馬神の神社が、福島県新地町の「子眉嶺(こびみね)神社…

吉弥候部氏の隆盛と衰退

前回は吉弥侯部(きみこべ)氏が古代東北に祀った馬神「駒形神」と、先住民の龍神「アラハバキ」の対立について解説してきました。 kumashine369.hatenablog.com では蝦夷討伐の先陣を斬った吉弥侯部氏は、どれほど勢力を拡大したのでしょうか。 『日本後紀』…

古代東北で起きた龍神「アラハバキ」と馬神「駒形神」の対立

前回は、大陸からやってきた吉弥侯部(きみこべ)氏が、蝦夷討伐を進めていく中で馬神である「駒形神」を各所に祀って行ったと解説しました。 kumashine369.hatenablog.com しかし、これが順調に行ったかというと、そうではありません。 この朝廷率いる吉弥侯…

吉弥候部氏が古代東北に布教した「駒形神」

※この画像はイメージです 前回は、福島県新地町の「子眉嶺神社」に伝わる「馬伝説」を解読し、相馬地方に最初に馬信仰を持って来たのは「豊国物部氏」であると考察しました。 kumashine369.hatenablog.com その豊国物部氏のリーダーである「鹿我別(かがわけ)…

子眉嶺神社の「馬伝説」の暗号を解読する!

※この画像はイメージです 前回は、福島県の相馬地方に伝わる「馬信仰」は相馬氏がこの地に持って来たのではなく、それ以前にこの地にあったと解説しました。 kumashine369.hatenablog.com そこで今回は、相馬氏以前の馬信仰が行われていた福島県新地町の「子…

相馬地方に「馬信仰」を持ってきたのは誰か?

私が生まれ育った福島県相馬市といえば、真っ先に「相馬野馬追」が思い浮かびます。 相馬野馬追とは元々は鎌倉時代に相馬氏の遠祖である平将門が行った軍事演習で、それが今では夏のお祭りとして現在まで続く、歴史あるお祭りです。 相馬地方では、馬とは神…

私が勤務していた介護施設で起きたこと

私は去年の春まで介護施設で8年間勤務していました。 そのときに施設で起こったことをこれから書きます。 2021年から始まったコ ナ ワ チ 接 。私が勤めていた介護施設でも行なわれました。高齢者施設なので、世間よりも早い時期に行なわれました。 私が勤務…

「日本の重心点」が激しく揺れたということは…

能登半島大震災から41日が過ぎました。 震災に遭われた方々へお見舞いを申し上げます。 私は最近、「日本の重心点」というものを知りました。 これは国土地理院が定めているもので、日本の国土の質量を計算し、もし日本を釣り針で引き上げたとき、バランスが…

「千貫森」に登って霊感が覚醒した話

前回は、私が子供の頃に目撃した巨大UFOの話をしました。 kumashine369.hatenablog.com 半年前にその記憶が復活した私は、せっかく福島県に住んでいるのだからと、福島市飯野町にあるUFOの里「UFOふれあい館」に行きました。 ufonosato.com 1992年に開館した…

子供のころ巨大UFOを見た話と、その後

UFO

子供の頃に封印していた記憶が、あるときふっと蘇るときがあります。 私は前の仕事を辞め、何もすることがなかった半年前。YouTubeでオカルトやスピリチュアルの動画を見まくってたとき、子供の時の記憶がふっと蘇りました。 それは、「巨大UFO」を目撃した…

阿武隈川の龍神信仰と巨石信仰:亘理町の田沢磨崖仏と田沢横穴墓郡

前回は、豊国物部氏が建立した神社を求めて、宮城県亘理郡亘理町にある「安福河伯神社」に行き、調査をしました。 kumashine369.hatenablog.com 司東真雄先生の『東北の古代探訪』という本では安福麻河伯神社について触れていて、神社の近くの「稲葉」という…

安福河伯神社:豊国物部氏が亘理町に祀った「龍神様」

以前、蝦夷討伐は福島県相馬地方からで始まったと、私はブログに書きました。 kumashine369.hatenablog.com kumashine369.hatenablog.com その蝦夷討伐の先陣を斬ったのが、上毛野国(群馬県)の鹿我別王(かがわけおう)率いる豊国物部氏でした。 彼らが創建し…

「菌ちゃん野菜」をつくろう!その2

「菌ちゃん野菜」をつくろう!の2回目です。 「菌ちゃん野菜」とは、吉田俊道さんの著書に記されている、有機栽培によってできた野菜のことです。 完全版 生ごみ先生が教える「元気野菜づくり」超入門 作者:吉田 俊道 東洋経済新報社 Amazon 土の中に「米ぬ…

初詣にいきました!(どどんっ!)

今日は立春です。 現在の太陽暦が導入される以前は、今日がお正月でした。 ということで、今朝早くに、うちの氏神様にお詣りに行きました。 氏神様に感謝の気持ちを捧げました。 あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 <よく読ま…

『君たちはどう生きるか』考察⑪すべてつながっている

宮﨑駿監督最新作『君たちはどう生きるか』考察。今回が最後の回です。 kumashine369.hatenablog.com 長々とこの作品を考察してきましたが、それほどこの作品は奥深い内容だということです。やはり宮﨑駿監督は天才すぎて恐ろしいと改めて氣づかされました。…

『君たちはどう生きるか』考察⑩絶対に触れてはいけない「最大のタブー」とは?

宮﨑駿監督最新作『君たちはどう生きるか』考察シリーズ10回目です。 kumashine369.hatenablog.com 前回は、大伯父は高畑勲監督だと考察しました。 kumashine369.hatenablog.com そしてこの作品は宮﨑監督の自伝的作品とおっしゃっていますが、宮﨑監督自身…

『君たちはどう生きるか』考察⑨高畑勲監督からの呪縛と解放、そして人類の物語

宮﨑駿監督最新作『君たちはどう生きるか』考察シリーズの9回目です。 kumashine369.hatenablog.com 前回は、眞人の未来の姿が大伯父であり、宮﨑駿監督が言うには大伯父は高畑勲監督で、つまり眞人は高畑勲監督ではないか、と考察しました。 kumashine369.…

『君たちはどう生きるか』考察⑧本に救われたものと取り憑かれたもの

宮﨑駿監督作品『君たちはどう生きるか』考察シリーズ8回目です。 kumashine369.hatenablog.com 前回は、キリコと古代海洋民族について考察しました。 kumashine369.hatenablog.com では今回は、この作品のラスボスである「大伯父」について考察します。 〜…