おはようございます。くましね薫です。
今回は縄文時代考察の5回目です。
10年ほど前から巷では「縄文時代」がブームになっています。そして最近ではそのブームに拍車がかかっています。
特に女性たちが縄文文化に憧れているように見えます。
なぜ女性たちは縄文時代に惹かれるのか?
それは私が考察してきたように、縄文時代は「女性優位社会」だったからです。
すべては母親のお腹の中にあるという世界観で生きていたからです。
日本の縄文文明は、世界最古の文明であると言われています。すでに3万年前から存在し、天孫族が渡来するまで脈々と受け継がれてきました。
なぜ超古代の文明が途絶えずに続いてきたのか。それは縄文時代が争いのない平和な時代だったからです。
大陸では様々な人種が入り乱れ、争いが続いていました。まさにジャン・ジャック・アノー監督の『人類創生』という映画のようにです。
なので文明が続かなかったのです。しかし日本は東の果ての島国だったことが幸いし、文明を維持できました。
遺跡などの発掘調査によりますと、集団による暴力行為の痕跡がほとんど見当たらないそうです。とはいえ、暴力により死亡したと見られる遺骨が数パーセント見つかっているそうで、完全に争いはなかったとも言い切れませんが、今のところ集団での暴力行為は確認されてません。
つまり、女性優位社会が平和な社会を作り上げていたのです。
女性祭祀王が社会の中心であり、彼女の采配ですべてが決まります。
そして男たちは「婿入り」が当たり前の「女系社会」で、しかも「通い婚」でした。男たちは朝になると奥さんの家へ通い、陽が沈むと実家へ戻っていきます。
そんな女性が中心の平和な社会が縄文時代です。
殺伐とした現代社会からすると、まさに楽園のような世界です。
しかし、縄文時代に生きる男たちはどうだったのでしょうか。
女性が中心で、争いのない、競争もない世界。
いい見方をすれば「平和な世界」ですが、悪い見方をすれば「進歩のない世界」です。世相が全く進化しないのです。
しかも、男たちが巨大なマンモスなんか狩るもんなら、「バカじゃないの?」と女性たちに軽蔑されます。なぜなら、多勢で巨大なマンモスを狩るより、小動物を適当に狩った方が効率がいいからです。マンモスなんか狩っても、運ぶのに苦労しますし、量が多くて食べきれず、保存ができなくて腐らせてしまいます。女性にとっては迷惑です。
しかし男たちは女性たちから褒めてもらいたい一心でやっただけです。これでは男のプライドはズタズタです。
そんな世界で暮らす男たちは、果たしてどう思うでしょうか?
「つまんねー」
この一言に尽きると思います。
もちろん、すべての男がそう思ったわけではないでしょう。女性を守ることに誇りを持つ男が大半だったと思います。
しかし、一部の男たちは不満だったでしょう。そして変わらない日常が繰り返されるだけです。
そんなとき、海の向こうからとある一団がやってきます。
彼らは航海に必要な「腐らない湧水」と食料を求めに日本へやってきました。
水を持ってどこに行くのか、男たちはラピュタ人に聞きました。
ラピュタ人は、「海の向こうに大きな陸地がある。そこへ行くんだ」と告げます。
男たちは、それを聞いて胸が躍ります。
「海の向こう!?世界はここだけじゃないのか!?」
ラピュタ人についていけば、この退屈な世界から抜け出せるかもしれない。
男たちは迷います。ここで一生暮らすか。それとも遠くの世界を知るか。
ひとりの男がラピュタ人に言います。
「俺を連れてってくれ」
しかしラピュタ人から、「もう人は乗れないからダメだと」と断られてしまいます。
男はがっかりしますが、「それなら舟の作り方と漕ぎ方を教えてくれ」とお願いします。
それならお安い御用だと、ラピュタ人は舟の作り方を教えてくれました。
そして数日後、「また戻ってくる。それまでに舟の漕ぎ方を覚えとけ」と男たちに言い残し、ラピュタ人は海へ出て行きました。
ラピュタ人が戻ってくるまで、男たちは舟を作り、漕ぐ特訓をしました。
他の人は彼らをバカにしましたが、そんなのお構いなしに特訓を続けます。
そして数ヶ月経ったとき、再びラピュタ人がやってきました。
彼らは別のラピュタ人でしたが、男たちは「俺たちもついていく」と頼みます。
「舟はあるのか?」とラピュタ人。
「あぁ、あるさ。漕ぎ方も練習した」
「そうか。それならついて来い」
彼らは水と食料を舟に乗せます。
彼らの船出に家族は涙しますが、男たちの決意は変わりません。
こうして彼らは、舟を漕いで大陸へと向かいます。
そして今から7500年前、鬼界カルデラの噴火が起こり、西日本は火山灰により住めなくなり、西日本に住んでいた縄文人は、大陸へ渡ることを余儀なくされます。
彼らはメソポタミアで、エジプトで文明を作り、世界各地へ文明を波及させました。
やがて彼らはフェニキア人となり、地中海で文明を繁栄させますが、アッシリアの攻撃により土地を奪われます。しかし彼らは「東へむかえ」というご先祖さまの言葉を覚えてました。
そして彼らは、東の果てにある島国を目指します。
蛇神の巫女を船頭に、製鉄技術を各地へ伝えるタタラ集団「ヤタガラス」として。。。
2018年から新しくなったカヌーショー 「HUKI」 | 【公式】ポリネシア・カルチャー・センター - ハワイ・オアフ島のテーマパーク
画像引用
以上は私の妄想でした。
あくまでエンタメとして読んでください。
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ありがとうございます。