こんばんは、くましね薫です。
先日、人気YouTubeチャンネル『Naokiman Show』で、有名人の不可解な死について取り上げていました。
そのひとりに、2009年に急死した自民党の国会議員であった中川昭一さんも取り上げられていました。
私は当時、保守派の政治家が日本を建て直すことを本気で期待し応援していました。特に第一次安倍内閣のときは、本当に日本は変わるのではないかと本気で信じていました。
しかし、「美しい国」を謳った安倍総理は病気で辞任し、福田康夫氏の次の代である麻生政権は低支持率を常に維持。そこに追い打ちをかけるかのように中川さんの急死の報道でした。
イタリアG7での「酩酊会見」から大臣を辞職、そして議員落選からの急死。この流れをリアルタイムに見ていた私はとてもショックを受けました。
日本復活の最後の希望が消えたような、とてつもない消失感に襲われました。
中川さんのような志高い政治家が、こんな形で終わってしまうとは無念でなりません。
そんな中川さんを、死から15年後にこのような形で取り上げられたのは非常にありがたい気持ちです。
その動画ですが、コメント欄に気になる記述を発見しました。
気になったので、指摘されている名前を調べました。
すると、鈴木宗男さんの衆議院での質問状がヒットしました。
酩酊会見直後に提出された質問状です。
その質問の中に、気になる文章を見つけました。
“中川前大臣は「会見」を行った日に開催されたG7昼食会を中座し、宿泊先のホテルのレストランで、財務省の玉木林太郎国際局長や日本から取材で同行した記者、イタリア人通訳数人と会食したと報じられているが、右の会食は中川前大臣が公務として行ったものか。”
“本年二月十八日付の毎日新聞には「中川氏と麻布高校の同期で東大法学部の同窓でもある玉木局長が一部の女性記者を招いたという。」との記事があるが、右記述は事実を反映しているか。”
当時財務大臣に就任していた中川さん。
酩酊会見にはコメントで挙げられている日銀総裁も同席していました。
そして、会見の前にあった会食。あの「酩酊」の原因がこの会食のようです。
財務省の国際局長と一緒に同席した女性記者。それがコメントで挙げられている女性のようです。
調べると、読売新聞の記者だったようです。
読売新聞といえば、「ポダム」のコードネームで呼ばれていたCIAの工作員、正力松太郎が経営していた新聞社です。
鈴木宗男さんの質問状を読むと、会食時、中川さんは「ワインを口につけた程度」だったようです。それが事実ならば、あのような酩酊状態になるのはおかしいです。
となると、会食時に「何者か」が、中川さんの食事に「あるもの」を仕掛けたのではないかと邪推してしまいます。
それを実行したのは、会食に同席していたうちの誰かか?
では、誰がそれを指示したのでしょうか?
中川さんは当時、日本が保有している米国債を売却し、そのお金で途上国を支援するという構想を掲げていました。
そして中川さんの愛国心は、反米感情につながる恐れがあります。
アメリカにとって、中川さんは厄介な政治家です。
誰が指示したのか、なんとなく想像できます。
ただ確たる証拠は何もないので、はっきりとしたことは分かりません。
おそらくこのことは闇に葬られるのでしょう。
中川昭一さんの無念を晴らすためにはどうすればいいか。
まずはこの疑惑をひとりでも多くに知ってほしいと思った次第です。
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ありがとうございました