おはようございます。くましね薫です。
今日は、今までずっと参拝したかった仙台市の「青葉神社」に行ってきました。
青葉神社は、伊達政宗公を神格化した「武振彦命」を祀る神社で、金運や縁結びのご利益があるパワースポットとしても人気のある神社です。
今日はあいにくの雨でしたが、他に参拝客がいなく、神社を独り占めできて逆に良かったです。
鳥居の向こうは小高い山になっています
立派な社殿です。
御神体の鏡のようです。
このご神紋は、雄雌のスズメと、二羽を囲む竹です。
東側には、伊達政宗公の家臣が祀られている「祖霊社」があります。
実は私のご先祖さまは、江戸時代を通して伊達家に仕えていました。
もしかしたらご先祖さまも祀られてたりして?
青葉神社は1874年に創建され、神社としては新しいです。
なのに境内に入ると、とても厳荘で、神聖な空気に包まれます。
創建してから150年ほどとは思えないほど、歴史の重みが感じられます。
ちょうど社務所には神社の関係者さんがいたので聞いてみました。
Q .青葉神社が建つ前はこの場所はなんだったのですか?
A .この地は今も東側にある東昌寺の土地でした。それ以前はわかりません。
なるほど。もともとここはお寺でした。
後で調べると、ここは「北山五山」と呼ばれていて、伊達家の禅寺が集まっているそうです。
ただ私の直感では、この山は古代人が信仰していた「神奈備(かんなび)山信仰」の場所だったと感じます。
神奈備山信仰については、以前福島市の信夫山について軽く触れましたが、
それと同じことがこの山でも行われていたと推測します。
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これが青葉神社がパワースポットと言われるゆえんです。
そしてもうひとつ気になること。
鳥居をくぐって社殿へ向かうとき、まっすぐの道ではなく、L字の道を進むのです。
↓こういった感じ
戸矢学さんの『サルタヒコのゆくえ』という本にはこう記述されています。
“ところで、少なからぬ古社大社は怨霊神を奉斎している。これを御霊(ごりょう)信仰と言う。
神社神道は、この御霊信仰と祖先崇拝との2つに大別されると言っても良い。”
“そもそも怨霊神は直進するのみ。まっすぐにしか進めないと信じられていたことから、神社の中に神霊を封じて、そこから出られないように特別な設計がなされるようになった。”
“拝殿を出てまもなく参道が直角に曲がっており(L字型、T字型)、角より先に直進できないように設計建設されている。”
思わずこの記述が浮かんできました。
なのでまた神社の方に聞いてみました。
Q .なんで参道が直角に曲がっているのですか?
A .本当はまっすぐの場所に社殿があったのですが、再建するときに今の場所になりました。なので参道も直角になりました。
なんと、元々はまっすぐの参道だったそうです。
しかし、火事により社殿が消失し、現在の位置になったそうです。
私の陰謀論脳は見事に外れました笑
何はともあれ、パワースポットであることは間違いありません。
私も青葉神社を気に入りました。
そして帰りに食べた、「らーめん おっぺしゃん」の濃厚豚骨味噌ラーメンがバチくそ美味かったのです。
替えご飯までしてしまいました。
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ありがとうございました。