おはようございます。くましね薫です。
縄文時代考察の10回目です。
前回は、古代大王の条件は、女性祭祀王への婿入りであると考察しました。
現在では消された歴史ですが、古代の日本では、女性祭祀王が各々の集落を治めていました。そこへ婿入りできるかが大王になれる鍵でした。
そして、古代日本に存在した出雲王国ですが、その初代国王の名が「菅之八耳」であり、「耳」の字がつくことから、インドから渡来したドラヴィダ族が女性祭祀王の氏族「三島家」に婿入りしたことが伺えます。
そしてこの出雲初代王の名前ですが、実は日本神話のとある場面に登場するのです。
それは、スサノオの「八岐大蛇退治」です。
そこで、川で泣いている夫婦と娘に出会います。
その一家は、顔が8つ尾が8つある大蛇「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」に、8人いた娘が年に一人づつ食べられてしまい、今年は最後に一人のこの娘が食べられてしまうというのです。
夫婦の名は夫「足名椎(アシナヅチ)」と妻「手名椎(テナヅチ)」。娘の名は「櫛名田姫(クシナダヒメ)」です。
スサノオはそれを聞いて、私が助けてやるといい、8つの酒樽を用意するよう夫婦に伝えます。
そして櫛名田姫は櫛に変身し、スサノオの髪に挿します。
その夜、八岐大蛇がやってきて、酒を見つけるとそれを飲んで、酔い潰れます。その隙にスサノオは十拳の剣で八岐大蛇を切り刻みます。そのとき大蛇の体の中から出てきたのが、三種の神器のひとつである「叢雲の剣」です。
八岐大蛇を退治したスサノオは、櫛名田姫を妻にし、出雲の根の国である須賀の地に移り住みます。そしてそこに宮殿を建て、足名椎に宮首を任せます。
そのときにスサノオが足名椎に与えた名前が
いなだのみやぬしすがのやつみみかみ
稲田宮主須賀之八耳神
です!
なんと、彼が与えられた名前が、出雲初代国王とほぼ同じ名前ではないですか!
しかも「アシナヅチ」「テナヅチ」の「ツチ」は、蛇の古語でもあります。彼らもまた蛇神を祀る一族で、「三島家」の人間です。
つまり、スサノオも「三島家」に婿入りしたことになります。
ではスサノオとはいったい何者でしょうか?
それは、モーセと共にエジプトを脱出したユダヤ人の一部です。当時はまだユダヤ教はなかったので、ヘブライ人という方が正しいでしょう。大多数は聖地エルサレムへ向かうのですが、一部は「東にむかえ」というご先祖さまの言葉を思い出し、東の果てを目指します。
彼らもまた、西日本から大陸へ移住した海洋民族です。
そしてたどり着いたのが、日本というわけです。
彼らは日本へ戻ってきたのです。
八岐大蛇とは何を現しているのかというと、鉄を作るために木を伐採し、大量の水が川に流れ、洪水が多発したことを現しています。しかもその水は鉄を含んでいて、真っ赤な水で、まるで血のようです。
その災害に悩んでいた人々を救ったのが、渡来してきた古代ユダヤ人(ヘブライ人)ということです。大陸の最新技術を日本に持ってきて、それを鎮めました。そして、荒れ果てた山に木を植えました。
しかも「稲田宮」という宮殿を作ったことから、古代ユダヤ人は稲作も持ってきたことが推測できます。
その功績により、エジプトから戻ってきた古代ユダヤ人のリーダーは、三島家に婿入りすることができたのです。
これがスサノオの八岐大蛇退治の真相です!
製鉄による公害を解決したのが古代ユダヤ人だったのです。
では、英雄となったスサノオが八岐大蛇を退治する前、なぜ高天原から追放されたのでしょうか?
次回、考察していきます。
以上は私の仮説です。
あくまでエンタメとしてお楽しみください。
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ありがとうございました。