こんにちは。くましね薫です。
今年は元日の能登半島大震災に始まり、本当に大きな地震が多い年です。
今月にも大きな地震が2回ありました。しかもその地がなんと新海誠監督作品『すずめの戸締まり』の舞台のひとつである宮崎県と愛媛県です。そしてこの作品は4月5日の金曜ロードショーで放映されたばかりで、ネットは騒然としています。
今年の元日には、WOWOWで『すずめの戸締まり』がテレビ初放映されています。
『すずめの戸締まり』、1/1お正月にWOWOWで初放送です!これを機会に楽しんでいただけると嬉しいですー!
— 新海誠 (@shinkaimakoto) 2023年12月3日
15時〜『君の名は。』
19時〜『天気の子』
21時〜『すずめの戸締まり』
です。ありがたいなー。 https://t.co/5wvgswRgDk
そこでネットで巻き起こっているのが、
『すずめの戸締まり』は予言の映画だ!説
です。
この作品は、主人公の岩戸鈴芽と「閉じ師」宗像草太が、宮崎県から宮城県までを旅するロードムービーです。
彼女らが通る道順は、
宮崎県日南市
↓
↓
兵庫県神戸市
↓
東京都皇居周辺
↓
↓
となります。
この映画は東日本大震災をテーマにした作品ですが、日本各地で起きた災害の地を巡ることで、メッセージの対象が全日本国民になっていて、うまい構造だなと思いました。
実際私は福島県相馬市に生まれ育ち、現在も相馬市で暮らしています。
私たちはこの13年、「復興」をスローガンに生きてきました。しかし震災以降、日本各地で大災害が起きている現状を見て、いつまでも「復興」の言葉に甘えてられないと思っていました。
そんな私がこの作品を観たとき、「やっと震災をエンターテイメントに昇華させた作品ができた」と嬉しかったですし、新海監督の震災への誠実な姿勢に感動しました。被災地は東北だけではありません。
話が脱線しました。
このように、作品の舞台が次々に変わるのがこの作品です。
そして現実の世界でも、『すずめの戸締まり』が地上波初放映後に、宮崎県→愛媛県と大きな地震が起きています。
となると、次はもしかして………、となります。
現に今朝、和歌山県の大阪湾寄りのところでM3の地震が起きていて、とても気になっています。
本当に『すずめの戸締まり』は予言の映画なのでしょうか?
私は過去の体験を思い出しました。
それは、新海監督の前作『天気の子』のことです。
※以下、『天気の子』のネタバレあり。
この作品のラスト。
晴れ女の少女は、天に命を捧げることを拒否してしまいます。それが原因で東京の雨は止まず、首都圏は水没してしまうのです。
『天気の子』が上映されたのが2019年の7月です。
そしてその3ヶ月後の10月。
私が住む福島県相馬市は、巨大台風の影響で水没してしまいます。
この台風は、関東・東北で大きな被害をもたらしました。
そして二週間後、今度は大雨により再び相馬市は水没してしまいます。
この惨事に直面し、私は
「『天気の子』は予言の映画だったのではないか」
と怖くなりました。
そして私が確信したのは、新海誠監督は宮﨑駿監督と同じ、集合的無意識にアクセスしながら作品を創造しているということです。
彼らは時空を超えながら物語を作り上げています。
だから宮崎監督は東日本大震災の3年前に、『崖の上のポニョ』で大津波のシーンを描いたのです。
新海誠監督も同じです。
東日本大震災という過去をテーマにしながら、実は未来の出来事を描いていたのかもしれません。だから日本各地を旅するロードムービーなのでしょう。
なので、『すずめの戸締まり』の舞台の地域に住んでいる方は要注意です。
防災対策をきちんとしてください。
私も福島県相馬市に住んでいるので他人事ではありません。
対象外の地域に住んでいる方も、絶対に防災対策をしてください。
そして、神社へ行って地震を鎮めてくれている龍神様に感謝をしてください。
もうすでに岩戸は開いたのかもしれません。
これもグレートリセットの一部だと理解し、粛々と対策をしましょう。
追加
食べ物に困ったら、タンポポを天ぷらにして食べてみてください。とても美味しいです。
<よく読まれる記事>
ありがとうございました。
スター&読者登録をお願いします。