私が住む福島県相馬地方には、「手長明神」という巨人の伝説があります。
新地町、相馬市、南相馬市原町区にそれぞれ伝説が残り、神社も残っています。
新地町の手長明神社は現在は存在しませんが、新地町の鹿狼山(かろうさん)の頂上に建てられている鹿狼山神社には、手長明神が祭られていると言われています。
特に新地町には、手長明神が食べた貝を捨てた場所として、「新地貝塚」が存在します。
鹿狼山と貝塚という具体的な舞台が存在する新地町が、この伝説の正式な舞台のような気がします。
そこで、この手長明神の伝説を今から紹介したいと思います。
以下、「珍奇ノート」さんから抜粋です。
“(この山は)大内村の東方から相馬郡との境にあり、勝光山ならびに大山とも呼ばれている。旧説に曰く、住吉の神仙がおり、常に老鹿を愛でて白狼と馴れ親しんだので、この鹿と狼は片時も側を離れなかった。
また、この神仙は量れないほど手が長く、貝類を好んでいたので、山の頂上に座って海浜に手を伸ばし、貝を捕って食べ終えると、その殻を宇多郡新地の村落に棄てていた。そのため、貝殻は積み上がってやがて丘のようになったという(※今の新知町の小川貝塚であるとされている)
郷里の人々は、この神仙を手長足長と称して、この貝殻の丘を貝塚と呼んだ。そこは今は農家となって貝塚宅という。また神仙が住んだ高山を鹿狼山と呼んだ。”
(下線はブログ筆者によるもの)
私はこの物語に登場するキャラを見て、こう思いました。
手長足長=巨人=ダイダラボッチ。。。
そして、老鹿と白狼。。。。
老鹿?
白狼?
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もののけ姫やんけぇぇぇぇぇ!!!!
ここでまさかの『もののけ姫』と繋がりました!!
登場キャラが宮崎駿監督作『もののけ姫』と完全に丸かぶりです!!
これは偶然でしょうか?
こんな偶然あるでしょうか?
『もののけ姫』のディダラボッチとシシ神様、モロの君のモデルは、新地町の「手長明神伝説」ではないのでしょうか?
私は宮崎監督は全て知っていて『もののけ姫』を作ったようにしか思えません!
なぜなら、手長明神の物語は、原住民である出雲族のことを語っているようにしか思えないからです!
これはとんでもないことになってしまいました!!!
新地町の手長明神伝説は、『もののけ姫』の原点かもしれません!!!!(大興奮)
↓次回へ続きます。
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