こんにちは。
くましね薫です。
私は陰謀論を調べるのが好きなのですが、そこで必ず出てくる陰謀が、
そして、
「天皇は◯物」説
などです。
そういうブログやツイートを見るたびに、私は怒りと悲しみが込み上げてきます。
なぜなら、私は天皇陛下が好きだからです。
特に25年前に小林よしのり氏の『戦争論』を読んでからはその好き加減に拍車がかかりました。
陛下が國民と寄り添う姿をニュースで見るたびに涙が出てきそうになります。
しかし、ここで不思議なことが起きます。
周囲の人には「私は天皇陛下が好き」だと公言していないのに、
「天皇っていらねぇよな」
「天皇に頭下げるなんて馬鹿みたい」
など、わざわざ私のところへ来て、天皇陛下の悪口を言ってくる人がかなりいます。
私に対し、なぜそんなことが起こるのか不思議でした。
その原因は、私の母方の祖父にあると思っていました。
今は亡き祖父は戦時中、東京の武蔵村山市にあった「東京陸軍少年飛行兵学校」というところへ通っていました。
ここは、「神風特攻隊」を養成する学校です。
祖父はこの学校で特攻隊となるべく訓練をしました。
しかし入学したのが昭和19年で、飛び立つ前に終戦を迎えてしまいました。
祖父はその無念さから、母に「特攻で死にたかった」とぼやいていたそうです。
祖父は最期まで、特攻隊の訓練を受けたことを誇りにしていました。
そんな祖父は、天皇陛下が大好きでした。
1999年に天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)が福島県相馬市に来られたとき、祖父は大喜びでした。
そして最前列を陣取り、陛下の姿を写真に収めていました。
これがそのときの写真です。
素晴らしい写真です。
このように、私の「天皇陛下が好き」精神は、祖父からきていると思っていました。
しかし、半年前です。
私は自分の家系を知りたくて、家系図を作っていたときです。
叔母が私に重大なことを教えてくれました。
それはなんと、曽祖父(祖父の父)は戦時中、近衛兵として皇居の警備をしていたのです!
びっくり仰天です。
祖父の天皇陛下への忠誠心とは、父である曽祖父から譲り受けたものだったのです。
そして同時に分かったことは、祖父の家系は江戸時代、仙台藩伊達家へ仕えていた名家でした。
お上への忠臣の精神が篤い一族だったようです。
(もう! なんで今まで教えてくれなかったのよ!! いくら婿養子だからって!!!)
つまりそういうことだったのです。
私の體の中には、母方の家系の血である「お上への忠誠心」が流れているのです。
だから、周囲の人は無意識にそれを察知して、わざわざ私に天皇陛下の悪口を言ってくるのです。
とんだ迷惑です。
しかし、自ら選んでこの血とカルマを背負ったのですから仕方がありません。
そして現在、私のような葛藤に戸惑っている人も多いのではないでしょうか。
天皇陛下への忠誠心に共振しようとする「古代より受け継がれた血」の間で、
アイデンティティーを保つのに苦労している人たちです。
そのためにも私は、本当の日本の歴史を解明し、この心の葛藤に終止符を打ちたいです。
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ありがとうございました☺️