こんにちは。くましね薫です。
前回は、私が道端に生えているセイヨウタンポポを天ぷらにして食べたことを紹介しました。
そこで気づいたのが、タンポポの天ぷらを10個食べたら、それだけでお腹がいっぱいになってしまったのです。
これには私も驚きました。
私は昔から痩せの大食いで、38歳になっても食欲は衰えないのですが、今回タンポポの天ぷらを食べたときは、なぜか満腹感で満たされてしまいました。
食べたのはたんぽぽの花びらです。当然カロリーはてんぷら粉と油のみで、ほとんど零に近いです。
なのにこの腹持ちっぷり。まるで『ドラゴンボール』の仙豆を食べたような感覚です。
私は以前視聴したYouTube動画を思い出しました。
人気YouTuberのTOLAND VLOGさんの動画で、
その動画では、自給自足の村を世界中で作っているエコビレッジビルダーの山納銀之助さんとの対談をしています。
山納さんはインディアンの村を訪れたときのエピソードを紹介しています。
そこは干からびた土地に、とうもろこしが2本生えていたそうです。山納さんは村人から、カラカラになっているとうもろこしの実を六粒渡されて「食え」と言われ、仕方なく口の中に入れると、グワーっと眩暈がしたそうです。
山納さんはこのめまいの原因が「生命エネルギー」だというのです。
生命エネルギーに圧倒されたのです。
私たちはカロリーや栄養素を重視して食事をしていますが、これは洗脳だと山納さんは言います。
TOLANDのサムさんもこれを咀嚼して解説してくれてます。
つまり、これが人類の本来の生き方であり、戦後の日本で失われたものなのです。
私がずっと疑問に思っていたこともこれで納得です。
人類は常に飢餓と戦ってきました。
つまり、常に人々は飢餓状態なのです。なのに文明を築き上げ、畑を耕し、戦さだってしちゃいます。江戸時代の飛脚の男たちは、1日に100キロも走ったと言われています。
このエネルギーはどこからくるのか疑問でした。
しかし、その源は生命エネルギーだったのです。
発酵された人糞で栽培された作物と、野生の魚を、天然の塩で味付けする。
とても質素な食事に見えますが、そこには生命エネルギーで溢れていたのです。
しかし、現代社会では、私たちの口に入る過程で生命エネルギーが消されていってます。
畑は化学肥料や農薬で、土の中に住む菌たちは死んでしまっています。
家畜たちは化学的な飼料により肥大化されていってます。
野生の魚も冷凍庫に保存され、生命エネルギーが失われていってます。
私たちの食卓に並ぶころには、単なる固形物になっているのです。
これで力を出せと言われても無理な話です。
だから食事で大事なのは、野生のものを食すことなのです。
でもいきなり野生動物を狩るのはハードルが高いので、道端に生えている野草を始めるのが手軽でおすすめです。
野草は肥料も何も無いのに、あそこまで元気に育ちます。非常にたくましいです。
その中に秘められている生命エネルギーはとてつもないものだと思います。
私たちが邪魔モノあつかいする雑草ですが、それがもし食べられるものだったら、その生命エネルギーをいただくほかありません。
遠慮なく生命エネルギーを頂戴するのです。そしていただく命に感謝するのです。
明らかに時代の転換期にきている現在。
日本人が失われた生活様式を取り戻すときです。
そのために、食べられる野草を勉強し、実際食べてみることです。
取り戻しましょう。
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