引き寄せの法則を考える第2弾です。
私も苫米地博士にハマっていた時期があり、本を何十冊も買って読み、教材も買いましたし、セミナーにも何回も行きました。
苫米地博士の「夢を叶えるメソッド」はこうです。
理想の自分の姿を具体的に臨場感を高めてイメージする
というものです。
なので私は、15年くらい瞑想や気功の訓練をして、イメージトレーニングしていきました。
そもそも私に目標設定の重要さを教えてくれたのは、ミュージシャンのアンジェラ・アキさんです。
彼女はミュージシャンとしてデビューするために目標設定を明確にしました。
目標の具体化をし、達成の期日も何年何月と設定します。
彼女は、この日までに武道館公演をすると決め、見事にそれを達成します。
私はその武道館公演に観客としてその場にいたので、余計に感動してしまいました。
夢は目標をリアルに描けば叶うんだ!
私はそう強く思いました。
しかしその後、彼女が英会話教室の「イーオン」の社長令嬢だと知って、イッキに冷めてしまいました。
やはり夢や目標を叶えられる人は一部の人だけです。
自己啓発に触れて15年以上考えて、私はある結論に達しました。
それは、
夢や目標をリアルにイメージすると、脳はすでに叶ったと勘違いして努力しなくなる
ということではないでしょうか。
苫米地博士の理論だと、理想のイメージの臨場感が高ければ高いほど、現在の自分とのギャップに耐えきれなくなり、自動的に理想の自分へ歩み出す。
でもこれは本当は違うのではないのでしょうか。
映像コンテンツを頻繁に見る人が、理想の人を画面越しに見たとき、脳は「この人は私の恋人だ」と勝手に判断します。結果、現実世界で恋人を作らなくなるそうです。
もしこの説が正しいのなら、夢や目標をリアルに描くと、そこで満足して行動しなくなってしまうのかもしれません。
そもそも自分の使命がわからない人が描いた夢など、結局は自己顕示欲を満たすためのものでしかありません。その先は破滅しかありません。
(ただ自分の器の大きさを知るために一度破滅したほうがいいのかもしれませんが)
だから私の夢は、いつまで経っても叶わないのです。
なぜなら自分が何者で、使命が何なのかわかってないからです。
大谷翔平選手のように、自分のやるべき事を理解して、とことん追求できる「変態」でないと、目標達成は難しいのかもしれません。
てなわけで、下手な夢や目標は、今すぐ捨てましょう。
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