前回は、神社は御利益を得るために参拝する場所ではなく、封印されてる龍蛇神様に感謝の気持ちを伝える場所で、龍蛇神様と気持ちが繋がると、神様の力が復活していき、自分たちも霊性が上がると説明しました。
では、なぜ私たちは霊性を上げなければならないのでしょうか。
それは、物質文明が終焉に差しかかってきているからです。
世界は産業革命以降、急速に発展しました。その過程で大規模な破壊と再生を何度か繰り返し、ここまで成長してきました。
しかし、物質的な成長は、50年ほど前にすでに完了しており、その後は金融資本主義を肥大化させるだけの世界になりました。
その中で人々の興味はネットの世界にどんどん集中し、リアルがスマホの中に集約しようとしています。
しかし、結局その行為も、世界の金融資本家の管理下で生きることになります。
それでは、全く自由ではないのです。
なので、私たちがしないといけないことは、現実に生きながらどうやって「あの世」と繋がるのかだと思っています。
そのため戦後の日本では、新興宗教が利用されてきました。
なぜなら現実の物質文明が強固なため、あの世へ繋がることが難しかったからです。
しかし、もう宗教は必要ないのです。
物質文明が停滞し、ネットの世界の方が臨場感が高まったおかげで、簡単にヴァーチャル世界へ行くことができるからです。
その感覚であの世に繋がればいいのです。
その方法のひとつが、神社に封印されている龍蛇神様と繋がることなのです。
現代人はなぜ心が病むのか。
それは金融資本主義が基本の社会で、全く違うところで意味のない競争をさせられ、メディアから欲望を植え付けられ、それを満たすために延々と働かされるからです。
意味がないと無意識でわかっていながら、他に解決方法がないため、自分の心を麻痺させ、労働をしているのです。
これでは心が病むのが当然です。
だから、古代の神様である龍蛇神様と繋がる必要があります。
これはふわふわしたスピリチュアルではありません。
隠されている古代の神様を見つけて救い出すと言うことです。
『千と千尋の神隠し』とは、千尋が神隠しにあったと言う意味ではありません。神様が隠されているから千尋が見つけ出すと言う意味です。
これは、縄文時代へ戻ることを意味しています。
縄文時代は物質的には貧しかったかもしれません。
しかし、なぜそんな時代が3万年も続いたのでしょうか?
それは、精神的に満たされていたからです。
自分の必要な分をわきまえていた。しかも女系社会だったので、争いも起きなかった。
人と人とも心がきちんと繋がっていた。
神様ともきちんと繋がっていたので精神が安心に満ちていた。
しかし、ヤマト朝廷以降の日本は、権力が人々の霊性を奪っていき、従わない者はどんどん迫害されました。
そして、自分たちの力として利用してきました。
10年以上前に脳機能博士の苫米地英人先生の講演会に行ったとき、先生はこうおっしゃってました。
明治維新以降は、日本人の霊性を封じ込めようとする海外の金融資本家の策略に、私たちはまんまとはまっているのです。
しかし、私たちは霊性を取り戻す時が来たのです。
取り戻すために、もう宗教は必要ないのです。
ひとりひとりが神社に参拝し、封印されてる龍蛇神様に心の中で唱えるだけです。
「今まで龍蛇神様のことを知らなくてごめんなさい。大昔からこの土地を守ってくださり、ありがとうございます」と。
この感謝の波が大きくなればなるほど、必ず日本人の霊性は復活すると想います。
まずは近くの氏神様にお参りしましょう!
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