こんにちは。くましね薫です。
昨日から報道されている、大谷翔平さんの通訳を務めていた水原一平さんの解雇のニュース。日本のみならずアメリカでも大騒ぎだそうです。
私は陰謀論が好きなので、「支配者に従わない大谷さんへの制裁かもしれない！」とか「日本人が活躍するのを阻止するための罠だ！」とか妄想が止まりません。
なので、これら陰謀論はいったん脇に置いときます。
脇に置いて冷静になった私が思ったのは、
「宇宙が“零”へ戻そうとしているな」
と言うことです。
私たちは、豊かになりたいとずっと思っています。
特にお金はいくらあってもいいと思っています。
食べ物も、洋服も、家も車も、家具も家電も、たくさんあったほうがいいと思っています。
家族だっていたほうがいいし、友人だってたくさんいたほうがいい。
戦後の価値観はこれに尽きると思います。
しかし、宇宙はこれを許してくれません。
必ずどこかをマイナスにし、“零”へ戻そうとします。
私は以前、介護施設に勤めていました。
そこには、元市議会議員の方や、学校の先生だった方、大地主の方も入所していました。お金もたくさん持っているようで、よくその自慢を聞かされました。
しかしそういう方に限って、家では一人暮らしで孤独だったり、家族と仲が悪くてお嫁さん以外面会に来なかったりします。
そして、このような人はわがままで傲慢な人が少なくなく、他の利用者さんをいじめたり喧嘩したりし、挙げ句の果てにスタッフに「お金やるから言うこと聞いて」となんでもお金で解決しようとします。(もちろん全ての「成功者」がそうとは限りません。あくまで私の感想です)
このように、世間では“立派な”人と称される人たちも、どこかが極端にかけているのです。
これを目の当たりにすると、
「宇宙の采配は平等なんだなぁ」
としみじみ感じます。
宇宙は、ある部分がプラスになると、別の部分をマイナスにします。そして“零”になるように調整します。
今回の水原一平さんの解雇の件も、そういうことなんだと思います。
はっきり言って、今までの大谷翔平さんのメディアの扱いは、あまりにも聖人君子すぎています。
皇室の方だって、あることないこと週刊誌に書かれます。
大谷さんはそれすらタブーとされていて、完全に現代の“現人神”です。
私も大谷選手は好きですが、メディアの“大谷報道”の加熱ぶりに嫌気がさしていました。
まだオープン戦なのに全打席をノーカットで放送したり、飼い犬のことをトップニュースで報道したり、トレーニングの内容も逐一報道します。
視聴率が稼げるのもわかりますが、あまりにも視聴者を馬鹿にしています。まさに愚民化政策の真骨頂です。これでジャーナリズムを語っているのですから呆れてしまいます。
そのせいか、昨日の報道以降、SNSではアンチ大谷さんの投稿が噴出しています。
これも宇宙の采配です。
今まで極端にプラスだったので、大きくマイナスにぶり返しています。
そしてこれが正常なのです。今までが異常だったのです。
私が見る限り、大谷さんはもっとわがままで傲慢な人だと思います。でもそれが隠されてきました。イメージが落ちるからでしょうか。
でも、それでいいんです。そのほうが人間らしくて魅力的です。
今回の件は、
彼はもちろんスーパースターです。でも人間なんです。
それ以上でも以下でもないんです。
野球が超絶的に上手で、超人的な力の持ち主で、勝負に異常に強く、超ポジティブ思考で、異次元のスタイルの良さを持ち、イケメンの「普通の人」なのです。
ただそれだけの人です。
今回の件は悲劇ではありません。
宇宙がバランスを保つために“零”へ寄せただけです。
大谷さんに依存していたマスコミや企業も、今回の件でかなりの損出でしょう。
でもこれも“零”に戻っただけです。
全ては“零”へ集結するのです。
ただそれだけです。
我々も、その流れに抵抗せず、身をまかせることが大事なのです。
ただそれだけです。
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