今回も、前回に続き暴論です。
絶対信じないでください。
前回は、大祓詞の舞台が茨城県の利根川で、詞の内容から、蝦夷討伐に関するものではないかと考察しました。
なので、今回はさらに深掘りしていきます。
まず、大祓詞の問題の箇所がこちらです。
“このように御委託された国土のなかには、ご威光に従わずに荒れまわる神々も居り、先ず服従するかどうかを問い糺(ただ)し、それでも帰順せずに反抗する神々は討伐処罰され、岩石や草木の片端(かたはし)のひと葉までもが口やかましく言いたてて居たのが、ふっつりと物を言うことを止めて静かになったように、騒乱の国土も平和に鎮定されたので、天上の御座所をご出発なされ、幾重にも重なりたなびく雲を威風堂々と押し分け押し分け、地上に御降臨(ごこうりん)されました。”
引用元ーにっぽん文明研究所よりーhttps://www.nippon-bunmei.jp/topics/大祓詞-《口語訳》.html
いかかでしょうか。
とても好戦的で抑圧的な内容で驚きました。
私には、旧約聖書を読んでいるような印象です。
旧約聖書を一言で言えば、ユダヤ民族の戦争の歴史が延々と書かれている書物です。それに通ずるものを感じます。
よく陰謀論界隈では、「天皇家はユダヤ人の血が入っている」と言われますが、あながち嘘ではないのかもしれません。
スピリチュアルな人たちは大祓詞を唱えると、「魂が浄化される」「高次元とつながる」などと言いますが、本質は全く違うようです。
大祓詞にある、「ご威光に従わずに荒れまわる神々も居り」とはどの神様を指すのでしょう?
これは私の推測ですが、古代から日本の原住民が信仰していた神様のことではないでしょうか?
飛鳥時代当時、東北地方に住む人々。縄文文化を捨てず、朝廷から「蝦夷」と呼ばれていた人々。その人々が信仰する神様たちです。
つまり、「大祓詞」は何を祓うのかというと、日本にいた古代の神様です。
古代の神様を祓い、封じ込めるためのことばです。
私たちは知らずうちに、古代の神様を痛めつけているのかもしれません。
ヤマト朝廷がまずやったことは、霊力の集まる茨城県の利根川や霞ヶ浦周辺の神々を封じ込めた。
だからその周辺には、鹿島神宮、香取神宮をはじめ、重要な神社が集中しているのです。
その功績をきっかけに、蝦夷討伐を北へ拡大したと考えられます。
中臣氏が京へ奏上したことからそう呼ばれます。
中臣氏の最重要人物である中臣鎌足は、一説によると茨城県鹿嶋市で生まれたと言われています。そこには鎌足由来の神社もあり、ここでも茨城県とリンクします。
↓鎌足神社
https://city.kashima.ibaraki.jp/site/kankou/3058.html
中臣鎌足は、出雲勢力で太陽信仰の蘇我氏を暗殺し、大化の改新を行います。
鎌足は姓を藤原に変え、権力を握り、仏教を日本の中心に置きました。
これは手塚治虫が『火の鳥 太陽編』で描いた、「日本の神様VS仏教の神様」の対立構図そのままです。
そうなると、神社自体の認識も180度変わってきます。
神社は神様に出会える場所と思ってました。
しかし、もしかすると違うかもしれません。
外国の神様を使って、日本の古代の神様を封じ込めてる施設なのかもしれません。
次回へ続きます。
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