私は以前の記事で、福島第一原発がある福島県双葉郡の元の地名「標葉(シネハ)」は、元々は「志禰波」と表記されていた。だから双葉郡は古代の聖地だと記述しました。
それを書いているとき、昔読んだ『名探偵コナン』のあるエピソードを思い出しました。
それは、外国人の彼氏が日本人の彼女に、“shine”と書いた手紙を送ったところ、女性は「死ね」と書いてあると勘違いし、自殺してしまう、という話です。
このツッコミどころ満載の展開に私は衝撃を受け、ネットの世界でもたびたびネタにされるので、忘れられないでいました。
そして私はピンときました。
この「シネ」が「志禰」なら、「shine」と同じ意味になるんじゃない?
そこで繋がったのが、旧皇族の華頂博一さんの、
「日本語が最古の言語である」説です。
竹内文書にも、文明は日本から始まったと伝えられています。
ということは、言葉も日本から始まったとみてもいいかもしれません。
トンデモ理論かもしれませんが、面白いので話を進めます。
この理論から考えると、「志禰」とは「輝く」という意味かもしれませんし、神や仏の後ろから輝く「御光」のようなものではないでしょうか。
もしくは、古代の太陽信仰を指す言葉かもしれません。
つまり、神から放たれる光を意味する「志禰」という言葉が初めにあり、そこから「shine」という単語が生まれた。
上記のコナンのエピソード並のツッコミ理論ですが、この理論だと、なぜ「輝く」を「shine」と書くのか説明できます。
日本では「志禰」は封印され、ネガティブな印象を与えられてしまいましたが、「志禰」の言葉の力は「shine」によって受け継がれたのかもしれません。
そう考えると、古代の日本から出発した言葉が、やっと故郷へ戻ってきたようです。