クマシネぶろぐ

クマシネとは神に捧げるお米のこと

2023-01-01から1年間の記事一覧

大杉神社と出雲族の「龍蛇神信仰」

前回は、茨城県にある大杉神社と大神神社、出雲族の太陽信仰の関係性について説明しました。 kumashine369.hatenablog.com それでは、出雲の信仰と、「大杉」にはどのような関係があるのでしょうか? それは、出雲族が信仰する龍蛇神信仰です。 出雲族はイン…

「あんばさま信仰」発祥の大杉神社を出雲口伝から読み解く

前回、福島県浪江町の神社、苕野神社は、「あんばさま」の愛称で呼ばれ、大杉大明神を祀っていて、茨城県の大杉神社と関係があるとお伝えしました。 そして、大杉神社に祀られている神様は、 倭大物主櫛甕魂命(ヤマトオオモノヌシクシミカタマノミコト) 大己…

東日本にひろがる「あんばさま信仰」は出雲族の信仰か?

以前深掘りをした福島県浪江町の苕野(くさの)神社のご祭神。 祀られている神様は出雲系の神様だと推測しました。 kumashine369.hatenablog.com 『浪江町史』を中心に調べたのですが、苕野神社をネットで調査したところ、全然違う記事がたくさん出てきました…

浪江町の伝承に登場する「阿部」の正体

みなさんこんにちは! クマシネぶろぐの時間です! 前回の記事では、福島県双葉郡浪江町の苕野神社に祀られる五十猛神は、出雲族の地を受け継ぐもので、この地に出雲族がいた痕跡ではないかと書きました。 kumashine369.hatenablog.com では、苕野神社の伝承…

請戸(浪江町)の神社に祀られる五十猛神の正体とは?

みなさんこんにちは! くましねブログの時間です。 前回は、出雲王家の血を継ぐ富家で伝承される出雲口伝では、日本には天孫族が統治する前は出雲族の王国があり、その出雲族はインドからやってきたクナ族で、福島県双葉郡浪江町の苕野神社に祀られる五十猛(…

請戸(浪江町)の伝承は出雲族の信仰の痕跡だ!

みなさんこんにちは。 くましねブログの時間です。 前回、福島県双葉郡浪江町の苕野(くさの)神社に伝わる伝承を紹介しました。 kumashine369.hatenablog.com その伝承によると、2000年以上前に、海からインドの女神がやってきた、ということです。 しかも、…

請戸(浪江町)の神様はインドから来た!

みなさんこんにちは!! 前回のブログでは、福島第一原発がある双葉郡(標葉郷)は、古代の聖地ではないかと仮説を立てました。 kumashine369.hatenablog.com では、大和朝廷がこの地を統治する前は、どのような民族が住んでいたのか。 調査しました。 しかし…

福島第一原発がある双葉郡は古代の聖地である!

私が中学のとき、クラスに標葉(しねは)さんという人がいました。 その苗字を聞くたびに、 「なんて縁起悪い苗字なんだ」と思っていました。 大人になり地元の歴史の勉強をしていくと、標葉とは土地の名前だと知ります。 標葉の土地とは、現在の福島県双葉郡…

東北の屈辱の歴史を解き明かす

はじめまして。 くましね薫です。 福島県相馬市に生まれ育った私は、 なぜ東北はこんなにも屈辱的な歴史を歩んできたのか、 ずっと疑問でした。 特に、私の故郷である福島県浜通りは、その屈辱真っ只中です。 権力の犠牲になるのが東北の役目のような考えが…